2021初夏 東北ツーリング その8
仕事が忙しく時間が経ってしまったけど、6月に行った東北ツーリング最終日の記録。
前回は、宮古を出発し三陸海岸を南下、石巻のホテルに泊まって飲みに行ったところまででしたね。
6/12(土)
朝イチは昨日訪れることができなかった宮城の海沿いの街へ向かう。
本当は南三陸町も行きたかったけど、時間の都合で女川まで。
大通り沿いの女川。
女川町の役場の近くまできた
— asa (@asaZXT1575) June 11, 2021
国道沿いは盛り土したりしてなかったり
住宅は高台移転してるところ多数、国道沿いにも新しい住宅がちらほら
昨日走ってきた他の地域もそうだけど、決まった仕様の家を一気に安く作って分譲してる印象を受ける
仕様分けしなければ時間も早くコストも下げられる pic.twitter.com/hVZGbmij2l
震災遺構の旧女川交番
宅地の高台移転が進んだと思ったら、震災直後から計画を練ってコンパクトな街づくりと一緒に進めていたそうだ pic.twitter.com/XClKVrvmkQ
— asa (@asaZXT1575) June 11, 2021
すぐ近くには道の駅と女川駅。
端っこな女川駅 pic.twitter.com/AoceuZfMsm
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女川駅を中心として商店街などの商業施設ができ、住居は高台移転という街づくりがされていた。
空はだいぶ曇りがちだったので、牡鹿半島は諦めて仙台へ向かう。
都会にやってきた pic.twitter.com/iS77Ot2fSn
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WILD-1で店舗限定のシェラカップを購入。
仙台泉のマーキング完了 pic.twitter.com/YoGMupkIPN
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続いて仙台港のアウトレットモールのモンベルで限定Tシャツゲット。
モンベルを信じろ
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なんでEX Plusカードは持ってるのに、三井のポイントカードは置いてきてるの?ねぇなんで?
東北で東海道新幹線なんて乗らないじゃん pic.twitter.com/XE4K1OZMyk
出掛けるたびにモンベルの限定Tシャツが増えていく…
モンベルにはめられてる。
そして昼ご飯の時間になったので、近くの牛タンのお店へ。
仙台港の近くに牛タンの有名店があることに気付き、牛タンにまみれた
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(゚∀゚)=3ウマー! pic.twitter.com/cv5hDaxsFb
高かったけど牛タンの色々が食べられるやつを頼んでお腹いっぱい牛タンを詰め込んだ。
お酒飲んでる人がうらやましかった。
お腹を満たしたら忘れないようにWILD-1仙台東へ行ってシェラカップをゲット。
仙台東のマーキングも完了
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WILD-1のご当地シェラカップもだいぶ集まってきた
残すところ関東全店といつの間にか出店してた福岡
関東は…東京千葉茨城が無理だな… pic.twitter.com/LohDhdIaJ5
残りは福岡と関東圏内のみ。
福岡は九州ツーリングついでにワンチャンあるけど、関東圏内は店舗数も多いし、都内なんて絶対ツーリング行かないし、コンプリートは厳しいなぁ
そんなこんなでお土産を買いあさって、次のお土産を探しに仙台空港へ。
さて、どこに行こうかな pic.twitter.com/xL2xl9HoHv
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ほとんど欠航じゃねぇか。
ずんだ茶寮でずんだ食べたかったのに…
ずんだ茶寮あったけど…これじゃない…
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やむなくクロネコに託した pic.twitter.com/mmE5iMU1m0
ずんだ茶寮のカフェが見つけられず、冷凍ずんだと共に海宝漬を自宅へ送りつけた。
ずんだ食べられず心が傷ついたので、酪王カフェオレで心を癒す。
ずんだ餅とずんだシェイクを取り逃がして傷付いた心は酪王カフェオレが癒してくれる
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いつ飲んでも美味しい pic.twitter.com/bHnUO8CfTT
さて、帰るかと歩いていると、ずんだ茶寮のカフェを発見。
あった!
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カフェオレ飲む前に気付きたかった pic.twitter.com/KfO3EDwdYj
ずんだ餅食べられたよ。うれしいよ。
でも、ずんだシェイクはお腹の都合で諦めた。
酪王カフェオレ飲む前に気づきたかったよ、ほんと。
ずんだシェイクはめちゃんこ美味いんだよ。
仙台空港を出発して海沿いに近い道に出る。
大都市仙台が間近にあるとは思えない長閑で空が広い景色
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少し向こうは太平洋
風が少し強いけど、走ってるとすごく気持ちいい pic.twitter.com/jAXFeaWuHI
東北一の街のすぐ近くとは思えないほど空が高くて気持ちいい。
海沿いに南下していくと、震災遺構の中浜中学校。
震災遺構中浜小学校
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事前に嵩上げしてから建てられた校舎のお陰で児童も先生も守られた
落雷で停電してしまって中の見学はできず pic.twitter.com/7PGvNhzPNA
本当は内部も見学できるんだけど、落雷による停電で外観の見学だけになってしまった。
ボランティアの方に色々とお話を伺った。
海沿いに防風林がないなぁと思ったら、松が風にやられないように木枠で守って今育てているそうだ。
どうりで道沿いに木枠がたくさんあるわけだ。
そしてぽつぽつと道路沿いの低いところに綺麗な家が建っている理由も伺った。
全壊の家の建て替えは行政の許可が下りないが、リフォームだと移転を強要できないため、震災以前の家に住み続けているそうだ。
かつて住んでいたところに住み続けたいという気持ちは当然あるよね…
更に海沿いを南下して東北6県目の福島県に入る。
東北の旅、最後の福島県に入って、新地町の復興フラッグ pic.twitter.com/mG7RzWAKbe
— asa (@asaZXT1575) June 12, 2021
長いこと来られなかったけど、やっと来られた新地町の復興フラッグ。
ここからは国道6号線に入る。
車の流れがえらい速くてびびるが、そういえば6号線はそんなもんだったな。
新しい道の駅なみえに寄る。
新しいらしいから寄っておく pic.twitter.com/N5QmHLANVe
— asa (@asaZXT1575) June 12, 2021
浪江焼きそば食べたかったけど時間が押してくるから諦め。
浪江焼きそばを食べたい気持ちと先に進みたい気持ちのせめぎ合い pic.twitter.com/QaWodpCAuy
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久し振りにモニタリングポストを見た
— asa (@asaZXT1575) June 12, 2021
焼きそばは諦めて先に進む
国道6号をこのまま南下して、原発事故から10年経った姿を確かめる pic.twitter.com/r6pwHTMYv6
モニタリングポストを見ると、浜通りにやってきたんだなと実感する。
6年前?の春に浜通りを北上したときにもモニタリングポストをたくさん見かけたし、キャンプ場にもあった。
国道6号線であればバイクも原発被災地を通り抜け可能になったので、国道6号で富岡まで抜けてみる。
浪江から双葉、大熊と抜けて富岡まで走った
— asa (@asaZXT1575) June 12, 2021
この感情はどうやって表現したらいいんだろう
歩行者、軽車両は今も通行止め
脇道はバリケード
民家の入り口もバリケード
入るには通行手形が必要
当然一般生活者の気配ゼロ
道中に見た放射線量は1.576μSv/h
筆舌に尽くし難いと言うしかない
津波の被害を受けた地域は10年経って新しい基盤が出来てきてるのが見て分かったけど、浜通りの原発事故の影響を受けた地域は全然別だ
— asa (@asaZXT1575) June 12, 2021
2ヶ月経った今でもあの記憶は鮮明で、うまく言葉で表現ができない。
メインの国道は通れるものの、細かい分岐の道はすべてバリケードでふさがれ、住宅の前にもバリケード。
すき家などの飲食店も当然誰もいない。
人が当たり前に生活していた圏内に人の気配が一切ない。
バリケードでふさがれた道の先に行くのには、許可証が必要なのだ。
2011年の大震災とそれに伴う原発事故から10年経った今でも、原発被災地だけは復興速度が全く違うのを目の当たりにした。
富岡のコンビニで心を落ち着けるためにコーヒーを飲みながら、そんなことに思いを巡らせた。
ふと、ガソリンの残りが少ないことを思い出し、ガソリンスタンドを探すが空いているところが全然ない。
GoogleMapで検索して午後6時まで空いているスタンドを見つけ、猛ダッシュで向かう。
閉店5分前ほどに滑り込み、給油してもらう。
もう閉めようと思ってたところだから間に合ってよかったねって何気なく交わす会話が嬉しい。
ガソリン満タンにしたら、ならはPAから高速へ。
ままどおる買いたかったけど、少量のはちっとも売ってなくて諦めた。
ままどおるはやっぱり売り切れだったので、エキソンパイで手を打った pic.twitter.com/mZGlLCanwh
— asa (@asaZXT1575) June 12, 2021
エキソンパイも美味いんだぞ。
ついでに晩御飯を食べていく。
常磐道上り中郷SAで人気No1の喜多方ラーメン
— asa (@asaZXT1575) June 12, 2021
期待してなかったけど、美味しかった! pic.twitter.com/zgVvz3J7T2
何となく買ったMAX COFFEEはとても甘い。
北関東だから思わず買った
— asa (@asaZXT1575) June 12, 2021
やっぱり甘い
とても甘い pic.twitter.com/UZjoaWUJlo
常磐道から間違って首都高へ行かないよう気を付けながら走り、つくばJCTから圏央道へ。
深夜割り使うためには首都高で料金を途中でぶった切られたら困るからね。
圏央道を周るとやはり遠い…
眠くなったので狭山PAで一休み。
圏央道周ってるからか、静岡遠い
— asa (@asaZXT1575) June 12, 2021
東京がやっと近づいてきた
圏央道から東名に入り、足柄SAで給油休憩をはさみ最後のひとっ走り。
会社が5年毎にくれる平日5連休を活用して行った東北ツーリング、これにて完遂。
東北の旅、完遂
— asa (@asaZXT1575) June 12, 2021
出発前にオイル交換したのに、またオイル交換しないと! pic.twitter.com/0ptqKlNT95
2011年の震災以前から東北は何度か訪れていた。
震災直後は自分の知っているのとは全く異なる街並みの変化に強い衝撃を受けた。
2011年の夏に東北へ訪れたが、その時は太平洋側はまだ観光客を受け入れられる状況ではなかった。
唯一、観光客を迎える準備をすぐに行った松島と仙台港周辺を訪れたのみ。
それでも津波の爪痕は大きく、自分の知っている松島、仙台港の景色はなかった。
(仙台港周辺の信号も動いていないものがあった)
それ以降も2018年までは毎年東北へ足を運んでいた。
津波の被害を受けた地域はこの10年で住宅の高台移転が進み、新しい暮らしの基盤ができているように感じた。
またこれからも東北を訪れて、三陸の復興を自分の目で見て行きたい。
おしまい。