今日もバイクで旅に出る

バイクにまたがって日本全国へ

秋の3連休の四国ツーリングその2~ちょうさ祭りとかずら橋~

10/12(土)
朝からどんより曇り空。

朝ご飯を食べながら予定を考える。
果てさて、どこに行こうか・・・

午後から天気が良くなりそうなので、景色を見に行くのは午後が良さそうだ。
昨日もらったうどん県パスポートを見てみる。
朝から空いているうどん屋さんもあるし、豊浜にあるちょうさ会館へ行くとパスポートにスタンプを押してもらえるらしい。
よし、午前中は香川県側に出よう。

山を越えてやってきたのは、三豊市高瀬町にある「逢慈蹉良 (あじさい)」。
看板は味彩になってるね。
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ちらし寿司が有名らしく、地元のおっちゃんたちはみんなちらし寿司食べている。
朝から缶ビールを嗜むおっちゃんたち。
羨ましい・・・

かけうどんなら出来るよっておばちゃんに言われたので、かけうどんを頼んだ。
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ちっちゃなお揚げも乗っていて、お得な気分。
キャンプ場で朝ご飯を食べたのに、美味しくてペロッとお腹に収まった。

豊浜方面に向かって走って行くと、コスモス畑が目に飛び込んできた。
バイクを停める。
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バイクを回してきて、記念撮影。
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コスモスきれいだなー
白と濃淡の紫はどう咲き分かれていくんだろう??
紫陽花みたいに土壌の成分で変わるのかな?

豊浜方面へバイクを走らせて行き、ちょうさ会館に到着。
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数機しか現存していないという席船。
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ちょうさ。
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ばかでっかいちょうさを引き回すらしい。
そして、なんと今日がちょうさ祭りの当日。

ちょうちんたくさん。
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このでかいモノを縄だけで担ぎ用の棒に縛り付けるらしい。
すごい。
名古屋のベッドタウンの新興住宅地で育った自分には、馴染みのない伝統的なお祭り。
お祭りの映像を見るとわくわくしてくる。
現在の住まいの静岡もお祭りが盛ん。
見るのとやるのじゃ全然違うっていうけど、参加すると楽しいんだろうな。
でも準備だったり、毎年のことだったりで、参加するのは大変なんだろうけど・・・

ちょうさ会館を出て適当に走っていると、なんだかお祭りっぽい音が聞こえてくる。
すると、交差点の向こうから大きなちょうさが・・・
すぐ近くのコンビニに慌ててバイクを停める。

おぉ、でかい。
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駐車場で声を掛けてきた人によると、14時くらいからすぐ裏の広場で22機のちょうさが一同に介すらしい。
見ていくには14時には豊浜に戻ってこられるところまでしか足を伸ばせない。
当初の目的どおりバイクを走らせて景色を見に行くか・・・
激しく悩む。
んー、とりあえずアイス食って考えよう。
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話題のkiriのアイス。
めっちゃクリームチーズで美味しい。
よし、決めた。
バイクに乗って景色を堪能しに行く。

このまま走って行くと山奥で昼ご飯になってしまって食べ損なう予感がするので、道の駅とよはまで昼ご飯。
お刺身おいしー。
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昨日からひたすらうどんばっかりだったしね。
せっかく瀬戸内海に面した街に来たんだから、海産物も食べておかないと!

窓際の席からちらちら見えて気になっていた、寛永通宝
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近づいてみるとでかい。

道の駅から海岸沿いに進むと、すぐに愛媛県に入る。
これで今回のツーリングで四国3県目。
パルプ工場の間の道路を抜けてテンション上げて、国道319に入ると山道に変わる。
ワインディングを駆け上がっていき、具定展望台から。
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良い眺めだ。
さっき通り抜けてきた工場も見える。
夜景もキレイだろうな。

翠波高原を抜けて金砂湖に出る。
地図を確認するために路肩にバイクを停めると、近所のお宅からおじいちゃん登場。
案の定、話しかけられる。
この辺りも今日は祭りらしい。
あまり長くなると遅くなってしまうので、キリの良いところで話を切り上げさせてもらって出発。

金砂湖沿いの狭い国道をえっちらおっちら進む。
確か4年前はセローで逆向きに走ったはずだ。
フルパニアのADVでは対向車が怖い。
ブラインドコーナーのたびにしっかり速度落として、カーブミラー見て、対向確認。
バイクよりも車に近い車幅感覚だと思って走っておかないと。
ペースは上がらないけど、事故はいやだ。

そして柳瀬ダムの管理支所に到着。
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水がキレイ。
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水量がすごく多い。
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水たわわ。

新宮ダムのカードも欲しかったけど、いつの間か通り過ぎてしまったので、さようなら。
さて、先へ進もう。
高知自動車道沿いの県道に入る。
どうやらこの先一般道は通行止めらしい。
なんだよー
とりあえず、新宮の道の駅で一休みすることにした。

なにやら巨大な道の駅でいろんな施設が入っている。
お菓子屋さんで名物の大福は、茶屋で食べられるらしい。
ということで、茶屋へ。
3種類の茶菓子に好きな新宮茶を組み合わせて選べるセットを頼んでみた。
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お茶は、温かいほうじ茶を抹茶みたいに立てて淹れてもらった。
お菓子は、ところてんダシ醤油、霧の森大福、わらび餅。
どれも美味しくて、満足。
茶店に入ってほっとひと息ついているなんて、自分も歳を取ったもんだ。
でも、なんだかのんびり気分がいいね。

バイクに戻り先へ進む。
この先県道は通行止めなので、高知道へ迂回。
高速の上で、四国4県目の高知県を踏む。
区間だけ走って大豊で高速を降りてR32へ。

そして四国の名高き酷道R439、通称「よさく」に入る。
やっぱり四国に来たら、「よさく」を走らないとダメだよね。

対向車に気をつけながら、えっちらおっちらのんびり走っていく。
所々ガードレール無くて、断崖で、ドキドキ。

あぁ、こんな交通量の少ない山間路で落ちたら誰も気付いてくれない。
セローなら楽な山間の狭路もADVだと・・・
でも、ふと視界が開けた時に飛び込んでくるキレイな景色が好きで、つい走ってしまう。
日本の田舎の景色が大好きだ。

ゆっくりマイペースで走って、京柱峠に到着。
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ADV、がんばったね。
標高高くてちょっと寒い。
標高1000m越えだ。

峠からの眺め。
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霞んでる・・・
でも、良い眺め。

ここからは主に下りの「よさく」。
登り以上に断崖に気をつけて走る。

そしてよさくともお別れし、やってきたのはかずら橋。


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かずら橋を渡ったのは何年ぶりだろう?
初四国ツーリングのとき以来だから、10年ぶりくらい。
あのときは全然揺れないなーと思ったけど、今回は結構揺れた気がした。

橋を渡った後は、駐車場のおじさんオススメの滝。
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河原に下りて、かずら橋を見上げる。
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水もキレイだなー。

かずら橋と滝を堪能して、駐車場に戻って管理人のおじちゃんと会話。
池田の近くに泊まるというと、寄り道できるオススメの温泉を教えてくれた。
情報もゲットできたし、日が暮れる前に先に進まないと。

祖谷渓の深い深い山の中を進んでいく。
お出迎えしてくれるのは小便小僧。
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なんでこんなところにいるんだろうね。
こんなところで立小便したら、足すくんじゃうよw

小便小僧をモデルにした写真撮影会に満足したところで、先に進む。
日が暮れちゃう。

やってきたのは松尾川温泉。
写真は・・・ない。
源泉掛け流し(加温)の温泉はアルカリ性でぬるぬる。
山道を走ってきて冷えた体をしっかりと温める。
良いお湯でした。

湯上りの汗が引いたところで、湯冷めしないようにしっかりと着込む。
さすがに10月ともなると日が沈むのが早い。
すっかりと日が傾いてしまった。
夜は地図を満足に見れないのでGoogleさんにナビをお任せし、運転に集中する。
前日と同じスーパーで買い物を済まして、キャンプ場に帰宅。

よなよなエールで乾杯し、晩ご飯を作る。
今晩のメニューは豚のマヨカレー炒め。
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食後は、まったりコーヒータイム。
最近、キャンプ場で夜のコーヒータイムを楽しむことが増えた。
甘いものをちょっとつまみながら、コーヒーを飲んでのんびり。
川の向こう岸を時折走っていく列車の音、動物の鳴き声、iPodが奏でる音楽・・・色んな音が聞こえてくる。
ランタンの灯りをぼーっと眺めつつ、ゆっくりとキャンプの夜を楽しんだ。

つづく・・・

ぽちっとお願いします。
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