2014 GW東北ツーリング その3 ~本州最北端のマグロ~
3日目
朝から空はどんより。
気温も上がらず寒い。
寒いと体もなかなか思うように動かないので、ゆっくり準備して気温の上がりはじめた8時過ぎに出発。
前日に写真に収め忘れた薬研渓流。
4kmほどの遊歩道があるそうだ。
GWにはまだ冬期通行止めで通れる道も限られるので、大畑市街に向かう。
市街地の手前で桜並木。
津軽海峡沿いに西へ進む。
風が強かったり、霧が出たり・・・
どんよりとした空の下海を見ながら走っていく。
そしてたどり着いたのは、本州最北端のここ。
津軽海峡の向こうは北海道。
これだけ曇っていてもうっすらと北海道が見えた。
思わずフェリーターミナルに行って、フェリーで渡道してしまいたくなった。
本当は荷物にツーリングマップル北海道を忍ばせて来て、東北の天気が崩れたら北海道行こうと思っていたが、見事に持ってくるの忘れた。
観光案内所で本州最北端大間崎到達証明書をゲット。
朝9時から開いているお店で大間マグロの刺身をいただいた。
口の中でとろけた。
味噌汁はサービスで出してくれた。
冷えた体に温かい味噌汁が染み渡った。
こんな天気で仏ヶ浦行っても仕方ないし、以前行ったこともあるし、脇野沢方面はまだ冬期閉鎖もあるし、かもしかラインで山道を堪能しつつ、むつへ向かうことにした。
ワインディングロードをびゅーんと走る。
所々路肩や山肌に雪が残るのがGWの東北らしい。
トイレ休憩ついでに立ち寄った渓谷。
水がとってもきれい。
山道から陸奥湾沿いの道へ。
昨日は快晴だった陸奥湾も今日はどんより曇り空。
ちょうどお昼だったので、昨日キャンプ場でもらった下北半島観光案内とにらめっこ。
むつ市街で昼から営業しているお寿司屋さんを探して向かう。
あわび・・・いくら・・・うに・・・まぐろ・・・
うまうまでした。食後はデザートに桜餅も出してくれた。
むつ市街から山道を越えて交通量の少ない太平洋側へ。
海岸沿いをひたすら南下し、ある看板にしたがってたどり着いたのは、六ヶ所原燃PRセンター。
ツカッテモ・ツカエルくん
使用済み核燃料をウランとプルトニウムに分けて、処分するものともう一度核燃料として使えるものに分ける技術だ。
色々とメリットもあるが、当然プルトニウムの扱いは厳重に行わなければならないというデメリットもある。
館内の展示は、処理工程順に説明がされていく。
浜岡原発の展示館みたいにたくさんの人が訪れてるのかなと思ったが、入館時は私ひとり、後から2人ほど見学に来たのみだった。
日本の発電技術がどういう思想でどういう技術課題に取り組んでいこうとしているかということを認識し、それを個人としてどのように考えるか、というきっかけ作りにするためにはいい場所だと思う。
原燃PRセンターを出ると、予想よりもだいぶ早い雨がちょうど降り始めた。
雨装備に身を包み、一気に五所川原まで走る。
夕方から明け方まで雨降り予報だったので、予約しておいたホテルにチェックイン。
旅先でビジネスホテル泊まったら、行くところはひとつだよね。
居酒屋行っちゃうよね。
うどのきんぴら食べたり、じょっぱり飲んだり、貝焼き味噌食べたり・・・郷土料理の居酒屋さん最高でした。
つづく・・・