2013 GW東北ツーリング その4
2013年GWツーリング4日目
朝からしとしと雨が降る。
でも腹が減ってはツーリングは出来ぬ。
朝ご飯をお腹いっぱい詰め込む。
準備が終わる頃には雨が小康状態になっていた。
バイクはシャッター付きの車庫っぽい物置に置かせてもらっていたので、準備は楽チン。
チェックアウトを済ますと、女将さんが缶コーヒーをくれた。
ありがたい。
日帰り入浴もやってるから温泉だけでも入りに来てねと言われたので、また行こうと思う。
泊まったのはここ。
http://www.hanabuchi.com/
バイクにまたがり、古川に向かって走っていくとだんだんと雨が降り始める。
あら伊達な道の駅に行くと、まだ開いていなかったので走る。
古川市街に入る頃には雨が上がった。
天気がいまいちだから今のうちに洗濯しちまおうってことで、早朝から営業しているコインランドリーに立ち寄る。
洗濯してる間に今日の計画を練る。
まだ連休はたくさん残ってる。
天気悪けりゃ関東に下っちまおうとも思ったが、なんとか持ちそうだ。
ということで、もう一度北上することにする。
時間的に昼頃には女川、夕方には気仙沼まで行けそうだ。
で、キャンプ場を・・・と探すと南三陸が良さそうだ。
でも買出しがなぁ・・・温泉がなぁ・・・と思って電話して聞いてみると、キャンプ場から少し走れば両方ともなんとかなりそうだ。
順調に洗濯も終わり、海に向けて走る。
数日前に走った石巻。
この前は買い物だけして市街中心部には立ち寄らなかった。
少し海の方を見て行こうと思う。
市街地に入る頃には再び雨。
カッパを纏って適当に走っていると、復興商店街を見つけた。
GW連休の間の平日だけあって、休業のお店が多かった。
すぐ脇の旧北上川。
震災の爪痕は残るが、この場所は幸運にも比較的被害が少なかったようだ。
とはいっても、建物を見たりするとやはり津波の影響は見て取れた。
商店街の近くには石ノ森漫画館。
たくさんの人が訪れていた。
女川に向けて海沿いの国道を走り出す。
しばらく走って坂を上っていくと、眺めがいいところに出た。
養殖筏と汽車。
汽車が仮面ライダー仕様だよ!
さすが石巻。
女川で昼ご飯を食べることにした。
今日は屋台村で食べる。
ツーリングマップルにも載ってるこのお店で。
震災の影響で旧店舗から仮設に移って営業をされている。
いくら丼とカキフライ(ミニ)にした。
いくらがプチプチ口の中で弾ける。
カキフライも牡蠣がでかくて美味い。
女川の街中。
片付けは終わっているものの、住宅や商店は未だ何も建っていない。
ふと磯の香りを感じて足元を見る。
あら、桜海老さん、こんにちは。
津波の引き波でなぎ倒された建物。
よく見ると建物の中には自動車が残されている。
すぐ脇には交番もあったようだ。
鉄筋の建物を土台ごとなぎ倒す引き波の力・・・
本当に津波は恐ろしい。
保存するかどうかは検討中と看板に書かれていた。
海沿いを走ると標高が上がっていく。
養殖筏と女川の街中が見えた。
海沿いなのにこうやってアップダウンを繰り返す。
リアス式海岸の特徴だ。
東北最大の大河・北上川を渡る。
堤防の上は道路になっている。
川の反対側を見てみる。
震災では津波が相当な距離遡上したと聞く。
おそらくここにも津波が押し寄せてきたのだろう。
東海地震が起きた時、我が静岡遠州の天竜川はどうなるのだろうかと考えずにはいられない。
北上川を見ながら走って行くといつの間にか山の中にいた。
海沿いなのに山深い。
リアス式海岸の最大の魅力である絶景を生み出す独特の地形でもある。
しかし、それが仇となることもあるのだ。
白浜岬の看板を見つけたので行ってみる。
んー、いまいち。
気づいたら本日の野営地、南三陸町の神割崎に着いた。
まずは神割崎を見に行ってみよう。
岩を真っ二つに割ったかのような地形を作り出す自然の力。
すごいな。
このすぐ上は高台になっており、震災被害の方々の仮設住宅と、すぐ隣は町営のキャンプ場になっている。
手続きを済まし、テントを張る。
今日も風が強いのでロープもちゃんとね。
まだ日が高いので、南三陸の志津川に足を運んでみようと思う。
とその前に温泉。
キャンプ場のおばちゃんに教えてもらった、南三陸ホテル観洋へ。
日帰り入浴は820円とちょっと高めだが、海が見える絶景風呂。
景色分と思えば高くないな。
海を見ながら浸かる露天風呂は最高だった。
後は買出しだ。
ホテルのすぐ近くで海産物を買えると聞いていたが、イマイチ・・・
ま、コンビニでなんか買おう。
少し走ると志津川に着いた。
キャンプ場から走ってくる途中の光景から推測はできていたが、目を覆いたくなる光景が飛び込んできて、胸が締め付けられる。
2年経ってもこの光景なのだ。
復興スピードは本当に土地それぞれ異なる。
南三陸は特に遅く感じた。
その理由は翌朝知ることになる。
あちこちにこのような看板?が立つ。
以前はパン屋さんだったのかな、と思いを馳せる。
そして最後まで避難を呼びかけた方がいらっしゃった防災対策庁舎。
献花台があったので、手を合わせた。
テレビでたびたび取り上げられる『さんさん商店街』にも足を運んでみた。
石巻のお店と同様、本日休業が多かった。
晩ご飯の買出しできず。
仮設店舗のファミマで湯煎したらほっかほかで食べられるおかずをいくつかゲット。
後は晩ご飯だけなので、写真を撮りながら戻ろう。
日が傾き始めた海。
地図を見ると漁港があったと思われる場所。
道端にモアイがいた。
いつもどおり、ランタンの灯りとラジオを友に晩ご飯。
朝からしとしと雨が降る。
でも腹が減ってはツーリングは出来ぬ。
朝ご飯をお腹いっぱい詰め込む。
準備が終わる頃には雨が小康状態になっていた。
バイクはシャッター付きの車庫っぽい物置に置かせてもらっていたので、準備は楽チン。
チェックアウトを済ますと、女将さんが缶コーヒーをくれた。
ありがたい。
日帰り入浴もやってるから温泉だけでも入りに来てねと言われたので、また行こうと思う。
泊まったのはここ。
http://www.hanabuchi.com/
バイクにまたがり、古川に向かって走っていくとだんだんと雨が降り始める。
あら伊達な道の駅に行くと、まだ開いていなかったので走る。
古川市街に入る頃には雨が上がった。
天気がいまいちだから今のうちに洗濯しちまおうってことで、早朝から営業しているコインランドリーに立ち寄る。
洗濯してる間に今日の計画を練る。
まだ連休はたくさん残ってる。
天気悪けりゃ関東に下っちまおうとも思ったが、なんとか持ちそうだ。
ということで、もう一度北上することにする。
時間的に昼頃には女川、夕方には気仙沼まで行けそうだ。
で、キャンプ場を・・・と探すと南三陸が良さそうだ。
でも買出しがなぁ・・・温泉がなぁ・・・と思って電話して聞いてみると、キャンプ場から少し走れば両方ともなんとかなりそうだ。
順調に洗濯も終わり、海に向けて走る。
数日前に走った石巻。
この前は買い物だけして市街中心部には立ち寄らなかった。
少し海の方を見て行こうと思う。
市街地に入る頃には再び雨。
カッパを纏って適当に走っていると、復興商店街を見つけた。
GW連休の間の平日だけあって、休業のお店が多かった。
すぐ脇の旧北上川。
震災の爪痕は残るが、この場所は幸運にも比較的被害が少なかったようだ。
とはいっても、建物を見たりするとやはり津波の影響は見て取れた。
商店街の近くには石ノ森漫画館。
たくさんの人が訪れていた。
女川に向けて海沿いの国道を走り出す。
しばらく走って坂を上っていくと、眺めがいいところに出た。
養殖筏と汽車。
汽車が仮面ライダー仕様だよ!
さすが石巻。
女川で昼ご飯を食べることにした。
今日は屋台村で食べる。
ツーリングマップルにも載ってるこのお店で。
震災の影響で旧店舗から仮設に移って営業をされている。
いくら丼とカキフライ(ミニ)にした。
いくらがプチプチ口の中で弾ける。
カキフライも牡蠣がでかくて美味い。
女川の街中。
片付けは終わっているものの、住宅や商店は未だ何も建っていない。
ふと磯の香りを感じて足元を見る。
あら、桜海老さん、こんにちは。
津波の引き波でなぎ倒された建物。
よく見ると建物の中には自動車が残されている。
すぐ脇には交番もあったようだ。
鉄筋の建物を土台ごとなぎ倒す引き波の力・・・
本当に津波は恐ろしい。
保存するかどうかは検討中と看板に書かれていた。
海沿いを走ると標高が上がっていく。
養殖筏と女川の街中が見えた。
海沿いなのにこうやってアップダウンを繰り返す。
リアス式海岸の特徴だ。
東北最大の大河・北上川を渡る。
堤防の上は道路になっている。
川の反対側を見てみる。
震災では津波が相当な距離遡上したと聞く。
おそらくここにも津波が押し寄せてきたのだろう。
東海地震が起きた時、我が静岡遠州の天竜川はどうなるのだろうかと考えずにはいられない。
北上川を見ながら走って行くといつの間にか山の中にいた。
海沿いなのに山深い。
リアス式海岸の最大の魅力である絶景を生み出す独特の地形でもある。
しかし、それが仇となることもあるのだ。
白浜岬の看板を見つけたので行ってみる。
んー、いまいち。
気づいたら本日の野営地、南三陸町の神割崎に着いた。
まずは神割崎を見に行ってみよう。
岩を真っ二つに割ったかのような地形を作り出す自然の力。
すごいな。
このすぐ上は高台になっており、震災被害の方々の仮設住宅と、すぐ隣は町営のキャンプ場になっている。
手続きを済まし、テントを張る。
今日も風が強いのでロープもちゃんとね。
まだ日が高いので、南三陸の志津川に足を運んでみようと思う。
とその前に温泉。
キャンプ場のおばちゃんに教えてもらった、南三陸ホテル観洋へ。
日帰り入浴は820円とちょっと高めだが、海が見える絶景風呂。
景色分と思えば高くないな。
海を見ながら浸かる露天風呂は最高だった。
後は買出しだ。
ホテルのすぐ近くで海産物を買えると聞いていたが、イマイチ・・・
ま、コンビニでなんか買おう。
少し走ると志津川に着いた。
キャンプ場から走ってくる途中の光景から推測はできていたが、目を覆いたくなる光景が飛び込んできて、胸が締め付けられる。
2年経ってもこの光景なのだ。
復興スピードは本当に土地それぞれ異なる。
南三陸は特に遅く感じた。
その理由は翌朝知ることになる。
あちこちにこのような看板?が立つ。
以前はパン屋さんだったのかな、と思いを馳せる。
そして最後まで避難を呼びかけた方がいらっしゃった防災対策庁舎。
献花台があったので、手を合わせた。
テレビでたびたび取り上げられる『さんさん商店街』にも足を運んでみた。
石巻のお店と同様、本日休業が多かった。
晩ご飯の買出しできず。
仮設店舗のファミマで湯煎したらほっかほかで食べられるおかずをいくつかゲット。
後は晩ご飯だけなので、写真を撮りながら戻ろう。
日が傾き始めた海。
地図を見ると漁港があったと思われる場所。
道端にモアイがいた。
いつもどおり、ランタンの灯りとラジオを友に晩ご飯。
湯煎で使ったお湯をそのままペットボトル湯たんぽにして、ほかほかで眠りについた。
つづく・・・