2013秋休み北関東ツーリング その2

その1

11/1
昨夜ちゃんと着込んで寝袋の口も閉めて寝たからか、寒さを感じず朝までぐっすり。
目覚ましの音を邪魔に感じつつも、起きだす。
お世話になったお2人に挨拶したかったが、まだぐっすり眠っている模様。
連絡先交換したし、また後でメールしよう。

今日は平日なので大して混まないであろう日光いろは坂へ向かう。
後からニュースで見たら、翌日は日光駅前から3時間の大渋滞だったそうだ。
でも、平日はスイスイ。
ランエボに煽られたらどうしよう…（漫画見すぎ？！ｗ）

秋らしい良い景色。

特に渋滞もなく、いろは坂を抜ける。
本当の目的地はいろは坂ではない。
その先の中禅寺湖の外れの半月山だ。
4年前に日光を訪れたときにも行ったが、その時は駐車場まで。
今回は半月山に登ってやろうと思う。
駐車場は車がたくさん。
第一駐車場にバイクを止め、登山道の入り口へ。
あー、片道50分か…（この時点で間違いに気付かない）
んー…（しばし悩む）
よし！
えっちらおっちら登る。
途中、急斜面があり、運動不足の体にはキツイ。
15分か20分歩くと稜線のような感じになり、視界が開けてアップダウンも減る。
そして30分後、半月山頂上に到達。
ここで、第二駐車場からなら半分の時間で来れることを知る。（最初に気付かないただのお馬鹿さん）
頂上から200mほど先に展望台がある。
どーんと広がる景色。
八丁出島を全部視界に収める。
そして、紅葉に染まる山々。
この景色が見たかった。

振り返ると周りも山がきれい。

半月山へのアクセス県道は通り抜けができないので、元来た道を戻り、中禅寺湖畔まで走る。
湖畔の紅葉。

紅葉に覆われた湖畔の道。
気分爽快で走る。

そのまま走り続けると、戦場ヶ原に出る。
高原に広大な湿原が広がる日本離れした風景。

青空の中走ると気分爽快。

小腹が空いたので、腹ごしらえ。

甘うま。

一旦、日光市街に降り、再び霧降高原へと向かう。
ぐんぐん標高を稼ぐ。

どんどん登る。
中禅寺湖が遠くに見える。

しばらく走ると、大笹牧場に到着。
大笹牧場付近の景色は、本州とは思えないような景色。
丘陵地帯を使った牧場は、北海道や阿蘇を髣髴とさせる。

さあ、腹が減ったからメシだ。
大笹牧場はジンギスカンが美味いってニコニコ動画で前に予習した！
てことで、牛肉もあったけどジンギスカンを頼む。

じゅーじゅー焼いて食った。
お一人さまOKで安心した。

食後のデザートはまきまき。

牧場に来たらつい食べちゃうよね。
体冷えちゃったけど…

今日は前日のうちに目星をつけて軽く電話で行くかもと言ってあったキャンプ場へ正式に連絡を入れて向かう。
矢板の隣町だから一生懸命走らねば。
でも、大幅に寄り道するよ。
以前、関東住まいの友達に湯西川温泉がいいとこだって聞いた記憶がある。
ここまで来たら行っておきたい。

大笹牧場を後にし、寂しい県道に入る。
対向車もたまにしか来ない、道の狭い山岳路。
湯西川温泉は平家の落人伝説のある温泉地だ。
平家の人たちはこんな厳しい山岳路を歩んでいったのか…
途中、視界が開けた。
断崖絶壁の向こうは紅葉した山。

こういう景色に出会えると思うと、山岳ツーリングがやめられない。
路面状況は良くないし、狭路で対向車には気を使わないといけないからペースは上がらないけど、そんな中走っていて出会える景色は一級品だ。
頑張って走って行くと、茅葺屋根の連なる温泉地へと出た。

温泉街を適当にふらふらし、日帰り入浴の出来る宿へお邪魔する。
無色透明、無味無臭の優しいお湯だった。
宿の人に聞くと、矢板まで1.5～2時間程度だそうだ。
何とか5時くらいに着けそう。

湯西川温泉から鬼怒川方面へ向かう道は打って変わって広い道。
これがダム効果か？！
ちょっとだけ時間あるし…と油断して、ダムカードゲット。

さらにもう一枚。

ダムに映り込んだ雲がキレイ。
色も夕日でちょっとオレンジに染まる。

やばい、時間がない！ってことでちょっとペースを上げる。
目的地の塩谷町の自然休養村センターの大平崎キャンプ場に着いたのは日没後…
5時までに来てねと言われたけど、10分ほど遅刻。
（電話したら5時過ぎてもいいよって言われたけどｗ）
やっぱりこの時期は日没が早い…

テント張って、もうひとっ風呂浴びに温泉行こうと思ったら、
震災の影響で閉鎖されてしまったそうだ。残念。
近所のスーパーで買出しを済まし、晩酌。
なぜかサッポロクラシックが売ってた。

今日も地酒。

明朝の朝ご飯のおじや用に炊いたご飯は、夜のうちに野良猫に食べられた。
悔しい。

つづく・・・

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