2013夏・北海道ツーリングその4 ～遺跡に思いを馳せる～

8/13
今日も朝から霧。
夜雨が降ったようで、テントはぐっしょり。
テント拭いてから撤収準備を始める。
気温低くてうっすら霧でも、拭いて待ってると意外と乾くんだよね。
テントのフライがだいぶ乾いたところでテントを畳み、撤収完了。
キャンプ場はだいぶ霧が晴れてきた。

士幌町の高原にあるキャンプ場からの眺めがいいらしく、一度行ってみたいと思って早数年。
士幌高原から然別湖回って三国峠を目指そう。
そうと決めて走り出すこと数キロ･･･
濃霧ですやん･･･
引き返して糠平にまっすぐ向かう。

上士幌の市街地を抜けるとすぐに霧に包まれる。
しばらく走って行くと霧も少しずつ晴れてきた。

上士幌には旧国鉄士幌線の鉄道遺跡が数多く残る。
今日は天気も良くないし、鉄道遺跡を見ながらのんびり北上していこう。

まずは音更川第三橋梁。

ぬかびら温泉郷の入り口にある鉄道資料館。
時間早くて開いてなかった。
トロッコも運休。

三の沢橋梁。

ここは橋の上を歩くことが出来る。
でも歩くより道路から橋を見た方がいいね。

超有名なタウシュベツ橋梁。
お盆なのに水没してなくてちゃんと見えた。

以前は間近まで行けたが、今は国道からちょっと入った展望台からしか見られない。
（管理してるところで鍵借りれば入れるけど）
ZZR1100で行ったときはダート長くて疲れたな･･･
対向車怖かったな。
こうしたコンクリートアーチ橋梁を鉄道が走っていたと思うと感慨深い。

三国峠が近づいてくると、雨がぱらついてきた。
対向車のバイクはみんな合羽を着ている。
ちゃんと雨具に身を包み、峠に向かう。

三国峠。

霧が包む。
それでも、三国峠から見る樹海の景色は雄大だ。
南下していくのが好きだけど、今年はルート的に珍しく北上してみた。
やっぱり、南下して視界いっぱいに樹海を見ながら下っていくのがいいなー

三国峠でおやつにした。

ソフトクリームとアイスクリームの中間のような独特な食感。
ソースはサービスでかけてくれる。
うまし。

三国峠をトンネルで抜けるとピーカン照り。
そして眼前に広がる大雪ダム。

ダムカードもゲット！

銀泉台へ一度行ってみたいと思うが、雲が若干不安な気配･･･
ダート長いし、雨の中ダート走るのイヤだし、止めておくか。

層雲峡をスルーするのも申し訳ないので、滝だけ見ておく。

上川の市街地に入り、ホクレンで給油。
すると気の利いた店員、旗要りますか？と聞いてくれる。
そりゃ2本刺さってれば聞いてくれるよねｗ
てことで、赤いフラッグゲット。

ちょうどお昼時だったので上川で昼ご飯にラーメン食べた。

醤油ラーメンと豚丼のセットにした。
オススメが味噌ラーメンだからついいつも味噌にしちゃうけど、今日は醤油にしてみた。
うまし。
豚丼もうまし。
上川はラーメン日本一を掲げる町。
スキージャンプの原田選手の出身地。

愛別で山間部に向かう道道にそれる。
交通量の少ない山道を進む。
そして到着。
岩尾内ダム。

良い天気だし、眺めも良い。
るんるん。

士別の市街地へ抜け、ひたすら北上。
名寄、美深とバイパスで抜け、音威子府に入る。
音威子府村は北海道で最も人口の少ない自治体だ。

音威子府といえば、黒い蕎麦と砂澤ビッキ。
そして、我らがツーリングマップル北海道を担当する、Hokkaiderクマさんこと小原さんの写真展が開かれている場所。
写真展は砂澤ビッキ記念館の一部を借りて行われている。
ツーリングマップル北海道の最後の旅人ページに載っている旅人たちの写真は、本人に限り持ち帰りOKだ。
去年撮影してもらい、今年版に載ったので記念に写真をもらいにきた。
ということで、砂澤ビッキ記念館に入場。
砂澤ビッキの作品展示で始まる。

去年も見たけど、砂澤ビッキの作品すごい。
最後に小原さんの写真展見た。
OUTRIDER誌との共同ってことで、見覚えのある写真多数。
あぁ、北海道の写真うつくしい･･･
心をつかんで止まない。

音威子府での用事は済んだので、美深でキャンプ張ろう。
ということで、さっき素通りした美深に向かう。
途中通った天塩川温泉。
蕎麦の花が一面に咲き誇る。

温泉は入らずに写真だけ撮ったｗ

美深でテントを張り、市街地へ買出しへ向かう。
地元の小さなスーパーで買出し済ましてキャンプ場に戻って気付く。
お酒買い忘れた･･･　ビール1本しか買ってない･･･
が、ここで良いことを思い出した！
テントを張ったのは、森林公園びふかアイランド。
道の駅の裏にあるキャンプ場だ。
道の駅で酒買えるんじゃない？
俺って機転利く～♪
で、ダッシュで買い物。

ほっと一息ついて、向かいにある温泉につかる。
キャンプ場の向かいに温泉あるって最高だよね。
当然、風呂上りの一杯があるよね。