今日もバイクで旅に出る

バイクにまたがって日本全国へ

ツーリングマップルを買い換えて思ったこと

先週、ツーリングマップル2016が発売された。

時代と共に形を変えながら歩んできたツーリングマップル
現在は再びおなじみのリング仕様も、自分がバイクに乗り始めた頃は既になくなっていた。
手元にある最も古いツーリングマップルは、大阪に住んでいた学生時代に買った2002年関西版。
縮尺は今と異なる1:120,000。
そして、2003年版からは、縮尺が1:140,000に変更される。
この年のものは、中部北陸版と中国・四国版がまだ手元にある。
思えば、中国・四国版を持って初ソロロングツーリングに旅立ったものだ。
次に古いのは、2004年版の九州沖縄。
この年からキャンプ場や日帰り温泉の情報量が一気に増えた記憶が鮮明に残っている。

2007年に静岡に居を移して、2004年版の情報量増加の記憶があったので、すぐに中部北陸版を最新に買い換えた。
情報は毎年の実走取材によって刷新されていくが、さすがに毎年買い換えるほど道は更新されていかない。
中部版は使用頻度が最も高いため、ずっと前からぼろぼろ。
とはいっても、どこそこの道が新しくできるし・・・とか考えていたら買い換え時期を失してきた。
が、今年は新東名の愛知県側が開通した。
ここだ、今しかない!ということで、買い換えた。
イメージ 1

さて、本題はここからだ。
ネットで昨今騒がれている?、ツーリングマップルのページ減。
2007年版は見開き103ページまである。(拡大部除く)
対して2016年版は見開き87ページ。(拡大部除く)
16ページ(トータル32ページ)のページ減。

浜松から箱根に1泊でツーリングに行こうと思うと、2016年版では小田原は範囲外。
ススキで有名な仙石原も範囲外で掲載されていない。
箱根に行くには、関東版のマップルが必要となる。

これだけスマホが普及しているこの時代。
紙媒体の地図が苦しいのは分かるが、これは・・・
ユーザー本位とは言いがたい仕様変更ではなかろうか・・・
まぁさ、他にツーリングに適したいい紙媒体の地図が無いからさ、殿様商売したくなるのも分かるけどさ・・・
でも、NAVI TIMEは有料だけどツーリング向きのルート案内してくれたり、ツーリングのログ(GPS)を取れる機能があったり、時代はスマホの普及と共に変わりつつある。

自分の旅の記憶の中では、ツーリングマップルを『教科書』と呼ぶ人までいた。
この10年以上、ツーリングマップルと共に日本全国47都道府県を旅してきた身としては、色々とマイナス側に思ってしまうことがある。

とはいっても、使い込んでみないことには分からないこともあるわけで、今年もどんどん出かけようと思う。


ぽちっとお願いします。
イメージ 3
イメージ 2