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バイクにまたがって日本全国へ

2016・鉄でゆく北海道の冬旅~その1~

今年の冬は久し振りに雪の降る真っ白な北海道へ旅立つことにした。
北海道へ行くのを決めたはいいものの、どこをどう周ろうか、交通手段はどうしようか、北海道で何をしようか、決めきれず。

ネットでフリープランのツアーを色々と探してみる。
レンタカーにしようか、いや鉄道の方が楽だな。
でも鉄道だと駅で降りてから不便なところもたくさんあるな。

ふむふむ、JRの道央フリーパスとな。
結構広い地域をカバーしていて便利そう。
よし、鉄道を主軸に据えて、足が不安なところはレンタカー借りて周ることにしよう。
調べてみたら、格安レンタカーが結構あるもんだな。

2/18(木)
昨夜、実家に帰省して空港までのルート短縮をしておいた。
早起きな親に甘えて、実家の最寄り駅まで送ってもらう。

名鉄を乗り継いで、セントレアへ。
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JAL機を撮っておきながら、乗るのはANAの新千歳行き始発w

おにぎり屋さんで美味しいおにぎりを朝ご飯に食べて、すぐに大行列の保安検査場へ。
中華系の春節休暇は終わったのに、ものすごい列。
北海道に備えて厚着してきたから、暑い・・・

なんとか搭乗開始少し前に保安検査場を抜ける。
うとうとしたり、本読んだりしている間に新千歳空港に到着。

喉乾いたなー。
ということで、とうきび茶。
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とうもころしの風味があって美味しいんだよね。
JRツアーカウンターでJR北海道・道央フリーパスを引き換えてもらう。
乗る予定の特急列車が決まっていれば、この場で指定席予約もやってくれるというので、全部お願いしてしまう。
あれ、当日分しかダメってネットで読んだ気がするんだけど・・・w

新千歳空港を脱出する予定の列車までまだ時間がある。
広い広い新千歳空港
美味しいものがたくさんある新千歳空港
よし、何かおやつを食べよう。

ふらふらと歩き回って、カルビープラスへ。
その場で揚げてくれるポテチと北海道上陸記念のサッポロクラシック
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新千歳空港限定のアスパラベーコン味のチップスうまっ!
乾いた喉に染み渡る。
運転のいらない鉄の旅はお酒が飲めていいな。

さてさて、程よい時間になって、JR新千歳空港駅へ。
快速エアポートでまずは小樽駅へ向かう。
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鈍色の空だけど、銭函あたりで海が見えてきて、テンションが上がる。
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こんな真冬の北海道の海でサーフィンしてる猛者がいてびっくり。
凍死しないのかな・・・w

小樽で長万部行きの普通列車に乗り換え。
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ここからはのんびりディーゼルの音を聞きながらの各駅停車の旅。
たまたま隣に座っていた中国人に、倶知安には何時に着くんだ?って聞かれたから調べて教えてあげた。
簡単な英会話なのに、無駄にどぎまぎしてしまったぜw
どうやら倶知安の発音分からなかったらしい。
確かに難しいよね。
日本人でも読み方知らなかったら読めないと思う。

景色を堪能しながら揺られていると、余市に到着。
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札幌あたりは雪が少ないなーと思っていたけど、余市まで来たらどっさり。

さて、ここで降りて昼ご飯にしよう。
やってきたのは、ライダーの間でも有名な柿崎商店。
海鮮丼食べたかったけど、売り切れだったから、マッサン定食。
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お刺身、焼き魚、いくら、てっぽう汁が付いてくる。
いくらプチプチで美味しい。
焼き魚、たぶんカレイかな。味は淡白なんだけど、ふっくらで脂乗っていて美味しい。
てっぽう汁もついてきて、お腹いっぱい。
10年来通い続ける北海道、値上がりしたという噂はしっかりと耳に届いている。
確かに、若かりし頃に聞いていたようなお得感はなかったけど、この辺りでご飯食べるところは少ないから貴重な存在だ。

食後は、ニッカウヰスキー余市蒸留所へ。
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去年の夏は目の前を通り過ぎただけだけど、今回はちゃんと事前に見学ツアーに申し込んだ。

そうこうしていると、ガイドのお姉さんの説明ツアーが始まった。
マッサンでも登場した入り口脇の建物。
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大きなポットスチル。
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しめ縄されているところが、竹鶴正孝の実家・造り酒屋の名残。
広島県竹原市の竹鶴酒造の日本酒も美味しくて好きだ。

和洋折衷な旧・竹鶴邸。
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ガイドのお姉さんの説明を聞きながら、一通り見学。
この説明の中でニッカウヰスキーの名前の由来を学んだ。
大日本果汁 → 日果 → ニッカだったんだね。

そしてお楽しみの試飲コーナー。
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竹鶴ピュアモルト、スーパーニッカ、りんごのお酒と3種いただいた。
ピュアモルトの水割りは口の中にウイスキーの良い香りが広がって美味い。
ウイスキー1:水1が最適な水割りだそうだ。

スーパーニッカは、ウイスキー1:水2:氷3、21回かき混ぜる。
工場見学して、ますますウイスキーが好きになった。
日本酒ほどまだ深みにはまっていないけど、もっといろんなウイスキーを飲んでみたい。

試飲終わった後は、出入り口に向かって再度ひとりでゆっくり見学しながら戻る。
でっかい樽。
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再び竹鶴邸。
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倉庫。
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樽と雪だるま。
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満足したので、汽車の時間に合わせて余市駅に戻る。
しんしんと降る雪。
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汽車がやってきた。
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雪の中から現れる汽車が幻想的で素敵だ。

札幌に着くと、そこは・・・・たいして雪国じゃない!どうした札幌!?
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15回目の北海道で初すすきの。
イメージ 25NIKKA!すすきのの目的地!

何度も北海道に来てるのに、すすきの行ったことがないと言うと驚かれる。
でも冷静に考えて欲しい。
ツーリング目的で北海道に来ると都会の札幌市内は信号多いし、車多いし、邪魔臭くて立ち入りたくなくて高速で通り過ぎたくなる。
鉄道や飛行機で来れば、札幌は立ち寄ってもご飯を食べるくらいで、小樽が好きだから小樽へ足が向いてしまう。
そんなこんなで、なかなか札幌でゆっくり過ごす機会は少ない。

苫小牧市民の友達に事前に連絡しておいたら札幌まで出てきてくれた。
友人の案内で地元民しか立ち寄らなさそうな安いけど刺身が美味しくて、サッポロクラシック飲めるお店で、半年振りくらいの再会に乾杯。

2軒目はすすきのビルの真向かい!
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しこたまサッポロクラシックを飲んで、増毛の國稀の純米酒も飲んで、友人の終電に合わせて、楽しい会はお開き。
次は夏にまた北海道で会えるかな?

ホテルに戻って、期間限定の『あのころのカツゲン』飲んだ。
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いつものより濃い気がした。
明日の朝早起きだけど、大丈夫かな・・・

つづく・・・


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