今日もバイクで旅に出る

バイクにまたがって日本全国へ

南信州キャンプツーリング その2

2日目の朝。
朝日を拝むため、4時頃に起きる。
まだ日が上りはじめて空が暗い中、テントを抜け出す。

展望台に上り、東方面の空を見る。
イメージ 1
少しずつ、日が昇り始めてグラデーションになっている。
とってもキレイな色。

東の空は白んできていても、中央アルプスはまだ仄暗い闇に包まれている。
イメージ 2

飯田方面の空を見ると、まだぽっかりと明るい月が浮かぶ。
イメージ 3

振り返り、南アルプスの方を拝む。
イメージ 4
グラデーションに染まる空に稜線がくっきり。
東の空はさすがに明るくなるのが早いね。

上りはじめた朝日が、中央アルプス伊那谷を照らす。
イメージ 5

更に時間が経過して日が昇り、山肌が薄い朱色に染まってきれい。
イメージ 6

だんだん日が高くなり、朱色に染まる範囲が広くなる。
イメージ 7

陣馬形山頂に太陽が顔を出した!
イメージ 8

南アルプスもくっきりきれい。
イメージ 9

どんどん日が昇る。
イメージ 10
満足したところで、テントに戻る。

伊那谷越しに月がぽっかり。
あぁ、絶景キャンプ場。
イメージ 11
日の出を見て体が冷えたので、寝袋でぬくぬく二度寝
小一時間もすると、太陽が当たってテントの中が暑くなってきて目が覚める。
さぁ朝ご飯だ!
イメージ 12
コーヒー淹れて、朝だけどランチパックをトーストして食べて・・・
朝のほっとひと息タイムも好きだ。

うだうだして、片づけして、コーヒーをもう一杯飲んで・・・
テントの撤収が出来たところで、もう一度展望台へ。
南アルプス方面。雲も無くすっきり青空。
イメージ 13

伊那谷を見下ろすお2人をモデルに・・・
イメージ 14
人が入ると、景色も映えるね。

絶景キャンプ場に別れを告げる。
中川村のHPによると折草峠方面は通行止めとあったが、看板が出ていない。
あれ?行けるの?と思って行ってみる。

山頂からちょっとだけ降りたところの広場。
イメージ 15
南アルプスがくっきり見える。
結局、折草峠まではゲートも通行止めの看板もなく降りられた。
休工日だったのかな。
以前は山頂からちょっと降りたところから折草峠までダートだったが、舗装化工事進行により、ダート区間は残すところ数km。
全部ダートのままでよかったんだけどな・・・なんて思うのはオフ車乗りだから?
残されたダート区間は大型のオンロード車でもへっちゃらなくらいフラットだった。

折草峠に下りると、今度は四徳発電所で通行止めの看板。
細かい道があるし、迂回路も設定されてるだろうなってことで、気にせず南下。
迂回路はやっぱりあって、大鹿村方面へ。
大鹿村青木川の橋の上から。
イメージ 16
南アルプスがくっきり見えるね。
中川村も大鹿村「日本で最も美しい村」連合に所属する村。
素朴な山間の景色がとっても美しい。
大好きな南信州の景色だ。
R152から地蔵峠を越え、蛇洞林道に入る。
そしてそのまましらびそ高原へ。
ここ数年でだんだんと訪れる人が多くなった気がする、しらびそ高原。
やっぱりバイクと車がたくさん。
高原ロッジにバイクを止め、展望台へ。

雲がほとんどなく、稜線をくっきりと現す南アルプス
イメージ 17
何年間も毎年のように、多ければ年に数回訪れているが、こんなに稜線がキレイに見えるのは初めてだ。

駐車場の奥からは、中央アルプス方面の展望も開ける。
イメージ 18

駐車場の別角度から南アルプス
イメージ 19

満足したところでバイクにまたがり、先へ進む。
が、国道へは向かわず、舗装林道を走っていく。
ちょっと走ると、クレータ跡地。
イメージ 20
南アルプスをバックにセローと。

日本のチロルとも天空の里とも呼ばれる、下栗。
引越しのサカイのCMで取り上げられ、一気に訪れる人が増えた、絶景スポットだ。
山肌にぺたっとくっつくように、九十九折の道と畑、民家が広がる。
イメージ 21
南アルプスに抱かれた素敵な景色の街。
何度来ても飽きない。
ずっと見てても飽きない。
展望台を維持してくれている地元・下栗集落の方々に感謝。

下栗でご飯にしようかなと思ったものの、昨日そばを食べたので、今日は違うものを食べたい。
ということで、南信濃・和田集落まで一気に走る。
そして入ったのは、信州ジビエ・星野屋。
ジビエっていうとなんだか堅苦しい気がするけど、要は山で取れる動物のお肉料理だ。
羊、熊、鹿・・・

頼んだのは、鹿肉ステーキ定食。
イメージ 22
小鉢料理も地元南信濃のものだ。
お米も地元産。
ご飯はおかわり自由。
美味しくておかわりしちゃった。

おかわしたご飯を食べていると、サービスのお肉が現れた。
イメージ 23
朝獲れた鹿肉。
左はハツ、右はレバー。
塩こしょうだけのシンプルな味付けでいただく。
獣臭さを感じさせない新鮮さで美味しい。

食べ過ぎて苦しいお腹を抱え、バイクにまたがる。
えらく暑い・・・
が、兵越林道に入ると林間ルートで涼しい。
イメージ 24
木漏れ日がとってもいい気分。
非力なセローに過積載。
ゆっくり走り、静岡県に入る。

眠くなってしまったので、休憩がてら立ち寄ったのは秋葉ダム。
イメージ 25

イメージ 26
ダムカード佐久間ダムで一緒に配っているらしい。
ということで、もらえず・・・
たくさんの水を抱えるダムの景色をぼーっと眺めてるのも好きだ。

バイクにまたがって更に南下し、天竜川のほとりのミニストップで最後の休憩。
イメージ 27
ハロハロしろくま味うまい。
頭がキーンとなってちょっと痛かった。

そして無事に帰宅。
イメージ 28
1泊2日で535km走りました。

***

2009年の4月に初めて訪れた陣馬形山。
初めて訪れた時は、あまりにキレイな景色にしばらく動くことができなかった。
中央アルプスを眼前に控え、その眼下には伊那谷が広がる。
こんな景色を見られる場所があったんだ!と知ってとっても嬉しくなった。

その後、毎年のように春~秋に掛けて色々な季節に訪れたものの、キャンプを出来る機会がなかった。
2009年当時はキャンプ場がまだ有料で、開設期間が7~9月と短かった。
そんなこんなで絶景スポットと知りながら、5年経過した今年、念願の陣馬形初キャンプ。

山頂で日差しを防いでくれるものはあまりないものの、日陰を作れば標高が高いので初夏でも涼しい。
でも6月だと夜はまだ寒い・・・

テントから出てすぐ絶景が拝める陣馬形キャンプ場はとっても素敵なキャンプ場だ。
トイレは汲み取り式ぼっとん便所だけど。

また行きたいな。



ぽちっとご協力お願いします