南信州キャンプツーリング その1
梅雨の貴重な晴れの週末。
キャンプへ行くことにした。
ついこの前行ったばかりだけど・・・
ま、キャンプシーズンになったし、いいよね。
行き先は岐阜か三重か・・・と思っていたら、長野の天気予報が週末に向けてどんどん良くなる。
結局、金土日と晴れ。
金曜から晴れていれば、土日もキレイに景色が見られる可能性が高い!
ということで結局、長野へ向かうことにした。
今年初のちゃんとした信州ツーリングだ。
朝、高速乗る前に朝ご飯。
コーヒー飲んで、ちょっと重たい眼をリフレッシュ。
東名高速を走っていると、空は快晴。
夏らしい空。
東海環状、中央道と進んで行くと、少しずつ雲が広がる。
雨じゃないからいいか、と思って先へ進む。
中津川で高速を降りてR19へ。
普段あまり走らないR19を走って、中部道の駅スタンプラリー長野県の残りを集めようと思う。
途中、馬籠宿の方へ抜けてショートカットか分からんけど、くねくね道へ。
馬籠宿も妻籠宿もチラ見して立ち寄らず、再びR19に出る。
本日最初の道の駅は、大桑。
木曽方面はアクセス道が限られてしまうので、あまり来ない。
大桑の道の駅は何年も前に来たことがあったが、久しぶりだ。
寝覚の床の近くにある有名な和菓子屋さんでお菓子を仕入れつつ、次の道の駅へ向かう。
木曽福島の道の駅に着くと、たけのこ汁を配っていた。
半ば強引に渡されたのでいただく。
なんだよぉ、美味いじゃないかよぉ
昼ご飯にしようかなぁと思ったが、食堂ではそそられるものが無かったので、次へ。
本日3駅目は道の駅三岳。
御岳へ向かうときにしかまず通らない。
これで中部エリアに含まれる長野県道の駅走破!
思ったよりも長かい時間掛かったな。
昼ご飯を食べに木曽福島の街中へ。
お蕎麦屋さんが行列になっていたので、名前を書いて待ち時間を使って古い町並みを散策。
木曽福島の町並みをちゃんと見るのは初めて。
こんな風に古い町並みが残っているなんて知らなかった・・・
素敵な町並み。
昼ご飯はそば。
奥に写っているのは鶏そばの具。箸休め用に単品メニュー化されていた。
お腹いっぱい。
美味しかった。
権兵衛トンネルの手前で旧道へ逸れて、峠へ向けてえっちらおっちら登っていく。
旧道は過去の災害で通行止めになって以降、ずっとそのままだ。
トンネルの木曽側から峠までは通行可能。
峠からの眺め。
権兵衛トンネルが開通する以前は、木曽と伊那はこの峠を越えて行き来していたんだよな。
つづら折の山道を登って下って・・・
日常で通る分には大変だと思うのだけれど、他所から旅で訪れる分には旅情があってこういう難所峠は好きだ。
こういう峠がトンネルの開通によって利便性と引き換えに忘れ去られてゆくのはなんだかちょっと寂しい気がするな。
トンネルも旧道も両方整備するのは負担が大きいから仕方ないか・・・
コンビニでおやつ休憩。
夏の木曽の名物・ほお葉巻き。
米粉を練った餅にあんが包まれている。
良い香りでうまうま。
駒ヶ根市内で温泉入って、買い物して・・・
向かったキャンプ場は、中川村の陣馬形キャンプ場。
標高1500mの陣馬形山の山頂にあるキャンプ場だ。
が・・・
雲が広がって中央アルプスがきれいに見えない。
とりあえず飯田方面。
振り返ると南アルプスがどーん。
テント張った。
以前は有料だったキャンプ場。
そのときは7月からしか営業していなかったし、6月でガラガラでひとっこ一人いなかったらどうしよう?と思ったものの、むしろ混んでた。
明るいうちから乾杯。
地ビールの駒ヶ岳エール。良い香りと苦味がたまりません。
うまうま。
また飲みたい。
ビール飲んでぼーっと景色を見ていると、段々と日が傾いてきた。
更に時間が経過。
朱色に染まった雲がキレイ。
ご飯を炊いて、おかずは豚のマヨカレー炒め。
寒くて、炊き上がったご飯が冷めるのが早い・・・
日が傾いてきてどんどん気温が下がる。
一枚、もう一枚と重ね着して、最後はバイクジャケットまで着る始末。
6月の野辺山キャンプは寒くなくて平気だったからと、標高1500mをなめていた。
太陽が完全に沈み、かすかな明かりの中、テントサイトから飯田方面の夜景がキレイに見えた。
寒いので、お酒は燗で。
まさか6月のキャンプで熱燗飲むとは思わなかったな。
漆黒の闇の中、飯田方面の夜景が更にキレイになっていた。
晩酌も済んで、お昼に買ったおやつを食べることにした。
芳香堂のそば饅頭。あったかいコーヒー入れて、ほっと一息。
寒いときは温かい飲み物が最高だ。
寝る前にもう一度展望台に上って、伊那谷の夜景をしっかり見よう。
つづく・・・
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